自宅が麻雀スタジオになりつつある話
はじめに
この記事は whywaita Advent Calendar 2021 - Adventar 9日目の記事です。
8日目の記事は id:alstamber016 さんの ステイケーションをたのしもう - alstamber lab でした。
ワーケーションは興味があってリモートワークが続いているうちにやってみたいと思っていたのですが、ステイケーションという単語は始めて聞きました。ホテルというと旅行の際の宿と捉えがちですが、そもそもホテルに旅行しに行くという考え方は面白いですね!
whywaita との関係
私は whywaita advent calendar には初参加なのですが whywaita との関係は意外と古く、大学時代のサークルの交流会から始まり、某インフラコンテスト運営やしまいには同じ会社に入社して現在は whywaita 先輩の後輩として働いています。
というわけで今回は whywaita も参加している我が家で開かれている麻雀リーグ戦 (通称Gリーグ)
を、撮影して記録していますというお話をしていきたいと思います。
本編
まずは大まかな機材の配置図です。
一般的な独身男性の家ですのでもちろんテレビやデスクやテーブルやソファもおいてあるのがわかると思います。*1*2
撮影機材
撮影機材はこのようにして設置してあります。
ライトレールに、ドンキで売っていたスマホ用の三脚をくくりつけています。雲台のネジがプラスチックせいで、取り付けの際に1度折れました。*3
ハンディカムのバリアングルって便利ですよね、卓の位置調整が上を見るだけで行うことができます。まさかこのような使い方ができるとは。
ハンディカムの固定用に買ったスマホ用の三脚に付属していたクイックシュー(?)と、これまたドンキで売っていたちゃっちい三脚を利用して手牌カメラにしています。
編集環境
各機材はおおまかにこのように接続されています。
LiveShell PRO というのは Cerevo 社が出しているライブ配信用機材です。HDMI やピン端子の映像入力を RTMP や RTSP 形式で配信することができます。今回は、 RTSP 形式で編集ソフトに向けて配信を行っています。本来 LiveShell PRO には WiFi ドングルが付属しているのですが、長時間稼働させておくとドングルが熱を持ち頻繁に接続が切れるようになってしまいます。これを回避するために WiFi を一度 RaspberryPi 4 でブリッジし LiveShell 自体には有線で接続するという方式をとっています。
手牌用のカメラはすべて Android スマートフォンを利用しています。 RTSP Camera Server - Google Play のアプリ のようなアプリを利用することで RTSP で編集ソフトに向けて配信します。
これらで配信された RTSP ストリームを OBS からメディアソースとして受け取り、図左のように各動画を配置することで全5視点を同時に視聴することができるようになりました!!
課題点
- 手牌カメラの位置が近いせいで飲み物だとかをおいておく台を置くスペースがありません。部屋の広さの関係でこれ以上カメラを引けない席があります。
- ライトレールには当然ライトも付いているので照り返しがキツイです。場合によって写真左の人の河が見づらくなります。
- 天井カメラと手牌カメラの遅延の差が気になります。各機材のバッファサイズの調整でなんとかごまかしてます。
機材の紹介
それでは撮影に使用している機材を紹介していきます
こちらが我が家で使用している麻雀卓です。まずはこれがないと麻雀ができません。6人で割り勘で購入したので一人頭の負担額は3~5万程度でした、安いですね。
ハンディカムです。詳しい型番を覚えていませんがそんなに高くはなかったはず。
ライトレールです。カメラの固定だけでなく、RPi や LiveShell の電源確保にも重宝しています。
こちらは、Handycam の固定用と手牌カメラ用のクイックシューに分けて利用しています。
こちらに上述の手牌カメラ用クイックシューを取り付けました。
LiveShell PRO です。YouTube や Twitch などに直接配信もできるすぐれものです。
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ラズパイです。LANケーブルを壁や天井に這わせられるなら必要ないですね。
おわりに
最後に今年の私と whywaita の成績を見ておきましょう。
来年はツキがまわってくるといいですね!!
明日の担当は id:hogashi さんです!